回避はグリーフワークを長引かせる
おはようございます!相談室escortの池田です。
私たちは日々の日常生活の中で、いろいろなことを学び、そしてさまざまなことに傷つきます。
その学びや経験を通して生きていきます。
でも時には自分の学びや経験だけでは頑張れないことが起こったりします。
喪失もそうですよね。
自分にとって大切な存在をうしなうことは、これまでの学びや経験では乗り越えることは難しいといえます。
だからこそグリーフワークが大切になってきますが、適切なグリーフワークを行わないとグリーフを長引かせることになりかねません。
グリーフワークを長引かせる一番の行動は「回避」と呼ばれています。
まさしく「避ける」ことになりますが、喪失後の自分の感情に蓋をし、今沸き起こっている自分の感情から目を背けてしまうと、常に危険にさらされてしまいます。
社会で生きていくには、しんどくても仕事に行かないといけない、多かれ少なかれ人はみな悩みを抱えている、と思うことは悪いことではありません。
今自分の中で起こっている感情に向き合わず、「〜〜だから」と義務感だけで行動する回避はその後の回復に大きく影響します。
悲しい、虚しい、苦しい、会いたい・・・
そう思うことは自然なことです。決して「悲しいのは自分だけではない」など自分の感情に蓋をしないでくださいね。
0コメント